日本低糖質パン協会

コラム

Cereals & Grains 18 学会発表

日本低糖質パン協会

AACCI(American Society of Cereal Chemistry International's)は、USAが主体となって運営されている国際穀物科学協会で、例年10月に国際会議が開催されています。昨年まではUSA域内で開催されていましたが、今年初めてLondon/UK において10月21~23日の日程で開催されました。全世界からおおよそ1,200人の関係者が集まり、穀物科学の全般にわたり約330件の発表が行われ活発な議論がされました。弊協会代表理事の中塚もマイルド低糖質パン®について発表し、同時に展示会場でもマイルド低糖質パンを出展してきました。詳しい出張報告をまとめ中です。後日、詳細をご紹介します。

参加目的は世界へ向けてアンリエットで開発したマイルド低糖質パン®を紹介すると同時に、世界で糖質制限食の動きがどのようになっているのか、海外では食後血糖コントロールに対してどのようなパンを日常的に食しているのかを肌で直接感じることでした。やはり直接現地へ赴き、現地の方々と議論し、実際に食べてみることによって、”低糖質パンのあるべき姿”が見えてきました。

結論として、極端な糖質制限食を長期に続けることはいろいろな健康障害をもたらすリスクが高まるという考えが多数の意見でした。そういった観点から”食物繊維やミネラルの豊富なマイルド低糖質パン®”を提案している弊協会の活動方針は間違っていなかったことを再確認することができました。全世界の動きは、それぞれの国や地域で容易に大量に栽培可能な穀物を全粒穀物のままや全粒粉にして食する"Whole Grain Bread"キャンペーンがさかんでした。具体的には欧州ではライ麦全粒粉パンやオーツ麦(燕麦)のシリアルが推奨されています。オーストラリア・ニュージーランドでは、Barleymaxスーパー大麦が注目されています。日本では水溶性食物繊維のβ‐グルカンが豊富な大麦が日本の国土で栽培しやすい”食物繊維やミネラルの豊富な穀物粉”として積極的に利用していきたい穀物粉です。日本低糖質パン協会(アンリエット)では30-50%大麦パンの開発・試作を行っています。日常食として①低コストで, ②ふっくらと, ③美味しく, ④食物繊維の豊富な健康パンを日本全国の消費者の皆様へ一日も早くお届けすることが私たちの実現したい夢です。 そのための仲間作りが本協会設立の目的です。弊協会へのご賛同とご支援、会員としての参加をよろしくお願い致します。

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