日本低糖質パン協会

日本低糖質パン協会

現在の活動内容

 2016年初頭から製パン材料の選定や配合設計を全面的に見直し、難消化性デキストリンや増粘多糖類等の添加物を用いず、自然派素材と天然酵母発酵技術によってパンとしての美味しさを兼ね備えた低糖質パンの研究開発に取り組み、可食部100gあたり糖質5g以下の『スーパー低糖質パン』と高β-グルカン大麦粉を配合した同糖質10g以下の『マイルド低糖質パン』を開発し、食後血糖スパイク抑制効果やセカンドミール効果を明らかにすることができました。本研究成果は、2017年7月9日,第16回日本GI研究会で発表しました。

その後、城西大学薬学部教授の金本郁男先生との共同研究で正式な食後血糖評価試験を行った結果、『スーパー低糖質パン』はセカンドミールにおいて(例えば朝食でスーパー低糖質パンを摂食後に昼食摂取後の血糖変動)逆に高血糖化を示すことが確認されました。過度の低糖質食は次の食事で食後血糖スパイクを引き起こすことが判明したため、『スーパー低糖質パン』の開発は中止し、糖質10g前後の『マイルド低糖質パン』の開発・商品化に注力することにしました。その成果として特許として知的財産権を獲得できましたが、本特許は防衛特許であり広く志を同じくする方々に安心して利用して頂くための処置です。

その後、国内の製菓・製パン展示会併設の技術セミナーで幅広く『マイルド低糖質パン』を紹介し、会員の増加を図っています。
2018年10月にはLondon/U.Kにおいて、AACCi(国際穀物科学学会)主催のシンポジウム "CEREALS & GRAIN 18" で発表し、日本における低糖質パンの開発状況を紹介しました。最近の活動成果を、『自然派素材の低糖質パン』紹介パンフレットとして公開しています。

現在は高β‐グルカン大麦粉や在来品種の大麦を利用した『グルテン無添加の20~50%含有大麦パン』の製パン性に関する基礎研究・開発を行っています。通常のパンと同価格でありながら日常食として食物繊維を豊富に摂取することのできる『健康パン(Healthy Bread)』です。既にアンリエットでは食パンで試験販売を行っており、一番人気商品にまで成長しています。ご興味ある方は製造レシピをお教えしますので連絡をお待ちしています。